髪の毛の構造


髪の毛は基本的にたんぱく質というものでできています。
そのことをよく理解して、カラーやパーマをかける必要があります。
筋肉や内臓や皮膚もたんぱく質がメインになっています。

そのたんぱく質の中でもケラチンという物質が、非常に丈夫な構造をしているので、
人間の体を保護する皮膚の一番外側の表皮や爪、髪の毛には、
多くのケラチンが存在しています。
ケラチンには2つの種類があって、表皮には、軟ケラチン、爪には硬ケラチン
というもので作られています。
動物の角もケラチンですね。

髪の毛の一番外側は、うろこのようなキューティクルということは知られています。

知られていないのは、このキューティクルが3層構造だということでしょう。
一番外側は、エピキューティクル
・非常に薄い透明な皮膜で、薬品や酵素に抵抗力を持っています。ただし物理的には弱く傷がつきやすいです。
真ん中は、恵キソキューティクル
・SS結合の多い非結晶のケラチンです。
一番中側は、エンドキューティクル
・弱いSS結合の少ないタンパク質
この3つのキューティクルが、髪の毛全体の、10%から15%を占めています。

キューティクルの内側には、皮質というものがあり、2つの異なるコルテックスという細胞が入っています。
O-コルテックス
・親水性であり柔らかくシスチンは、あまり含んでいなく、酸性染料に染まりやすいです。
P-コルテックス
・疎水性であり硬くシスチンは、多く含み、塩基性染料に染まりやすいです。
これらは、繊維状の束が集まってできていて、

その間を、マトリックスと呼ばれる間充物質が隙間を埋めています。
*主成分はケラチンです。

真ん中にはズイというものがあります。
まるで鉛筆の芯のようなところです。
ただし細い髪の毛にはないものもあります。

*髪の毛を構成している成分のケラチンは、アミノ酸が集まって構成されていますが、人によって、また髪の毛によって多少違います。13種類くらいから18種類くらいで、
アラニン、アスパラギン酸、アルギニン、シスチン、グルタミン酸、グリン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロニン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロジン、バリンなどです。

この中でもシスチンとグルタミン酸が多いです。


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